個人事業主様にETCカードのご利用をおすすめする理由とは?
法人用のETCカードと聞くと、「個人事業者だと使えないのでは・・・」と思われる方も多いようですが、実際は個人事業主様でもETCカードを作ることはできます!
そこで今回は、まだETCカードをお持ちでない個人事業主様向けにETCカードのご利用をおすすめする理由を7つ紹介します。
ETCカードの7つのメリット!
理由1・・・ETCカードがあると高速道路の利用料金を抑えられる!
個人事業主様にETCカードのご利用をおすすめする理由、それは「高速道路の利用料金を抑えられる」というメリットがあるためです。
業務で使う社用車に車載器を搭載して、ETCカードを挿しておくだけで、高速道路の1回の利用コストをグッと抑えることができます。発行率No.1のETC協同組合から申し込める個人事業主用のETCカードは、地方部の高速道路を利用した場合、休日は30%オフ、深夜も30%オフ、さらに大都市近郊区間を除く地域での利用の場合、平日朝夕は最大50%オフの料金で高速道路を利用できます。
事業を始めたばかりの頃は、1円でも安くコストを抑えたいところなので、時間帯や走行するエリアによって割引を利用できるETCカードの利用は必要不可欠といえるでしょう。
理由2・・・個人用と業務用の使い分けが楽になる!
個人名義で作った個人用のETCカードをお持ちの方の中には、仕事で高速道路を使用する際にも個人用ETCカードを利用している方が多いようです。
ただ、個人名義のETCカードを利用した場合、後で確定申告をする際などにプライベートで使用した利用料金と、業務で使用した利用料金を分けて精算する必要があって非常に面倒なことになります。
そのため、高速道路の利用目的が業務と関係している場合は、あらかじめ個人用ETCカードとは別に、個人事業主用のETCカードを作ることをおすすめします。
個人事業主用のETCカードを作れば、会社名義の明細書が毎月届くようになるため、領収書を保管する必要や、経費管理にかかっていた手間を省き、業務効率の改善を図ることができます。
尚、従業員が増えた場合は、その都度必要な枚数のETCカードを再度申し込むことができます。従業員の人数に合わせて、それぞれ専用のETCカードを配布することで高速道路の利用状況などを詳しく把握できるようになる、といったメリットがあります。
理由3・・・クレジット機能がついていないから、発行しやすい!
ETCカードをまだ作っていない個人事業主様の中には、「最近、起業したばかりだからETCカードの審査が通らないのでは?」と思われている方も多いようです。
そのような不安や状況を解決してくれるのが、法人ETCカードのETC協同組合です。
ETC協同組合は、個人事業主や中小企業の支援活動に力を入れている組合であるため、起業して間もない新会社や個人事業主向けのETCカードをこれまでたくさん発行してきた実績があります。
それではなぜETC協同組合の発行率が高いのか?ということですが、その秘密は「クレジット審査がない」ことが大きく影響しています。
ETC協同組合で発行している個人事業主向けのETCカードには、クレジット機能が付いていません。
通常、クレジットカード会社が発行しているETCカードの場合、クレジット機能が付いているため、新規参入の個人事業主の場合、信用の問題からクレジット審査に通りにくいといった壁がありました。
その一方で、ETC協同組合が発行するETCカードの場合、もともとクレジット機能が付いていないため、起業したばかりの個人事業主でも審査が緩く、発行されやすいといったメリットがあります。
理由4・・・料金所での支払いの手間や時間を省くことができる!
個人事業主向けのETCカードを導入して、すぐに実感できる効果が「料金所での支払い時間を省くことができる」ということです。
ETCカードがあれば、高速道路の料金所にわざわざ停車して現金払いをする必要がなくなり、キャッシュレスで料金所をスムーズに通過できます。
ETCカードを使わない場合は、高速道路を使う度に毎回料金所に停止しなければならないというタイムロスが生じますし、現金のやり取りが必要になるため、冬の寒い時期にも窓を開け閉めしないといけない、といった手間がかかります。また、渋滞で料金所が混み合っている場合は、通過するのに何十分もかかってしまい精神的にイライラするといったデメリットがあります。
このようなタイムロスや手間を解消するためには、ETC協同組合から個人事業主向けのETCカードを申し込むことをお勧めします。ETCカードがあれば料金所にわざわざ一時停止することなく、ETCカード搭載車限定のETCレーンを徐行するだけで開閉バーが開くため、キャッシュレスで料金所を通過することができます。
理由5・・・レンタカーやカーシェアリングでも使える!
個人事業主向けのETCカードは、登録車両1台につき、最高4枚までのカードを発行することができるのですが、利用できる車は限定されていないため、長期で借りているレンタカーやカーシェアリングなどで使うことも可能です。
社用車に限らず、業務で使用する全ての車両ごとにETCカードを用意しておけば、毎月の利用状況を車両ごとに細かく把握することができますし、レンタカーやカーシェアリング、社員の自家用車であっても請求書を会社宛に送ってもらうことができるので、事務作業もスムーズに行うことができます。
理由6・・・高速道路の利用料金を還元できる!
ETC協同組合でスピード発行できる個人事業主様向けのETCカードには、ETCマイレージ付きの法人ETCカードと、ETCマイレージなしの法人ETCカードという2つの種類があります。
ETCマイレージは、毎月の支払い額に応じてポイントが貯まり、一定のポイントに達すると貯めたポイントが無料通行分として支払いに利用できるようになります。
大都市近郊の区間を除き、平日の朝6時から9時、平日の夕方5時から8時の時間帯で高速道路を月に5回以上利用される個人事業主様には、ポイントが貯まるETCマイレージ付きのETCカードのご利用を強くおすすめします。
尚、ETC協同組合を通じて申込みをすると、ETCマイレージサービスの登録や管理も、個人事業主様に代わりETC協同組合が行ってくれるので面倒な手続きなどは不要なことも大きな魅力です。
理由7・・・まとめて後払いができて経理作業が楽になる!
開業したばかりの個人事業主様にETCカードの利用をおすすめする理由、その最後に紹介したいのが「まとめて後払いができて経理作業が楽になる!」ということです。
ETC協同組合に申し込みをして発行されるETCカードを利用した場合、利用料金はまとめて翌々月に後払いするシステムになっています。事業をはじめたばかりの時期は、高速料金以外にも何かとコストがかかるため、このような翌々月の後払いシステムは気持ちに余裕を持って資金繰りを進めるためにも非常に効果的なシステムといえます。
ETCカードをお持ちでない個人事業主様向けに、「ETCカードのご利用をおすすめする7つの理由」を紹介してきましたが、いかかでしたでしょうか?
個人で会社を立ち上げてから日が浅い場合、信用の面がまだ物足りない状況なのでクレジット機能付きのETCカードは作るのは難しいですが、ETC協同組合を通じて申込みができるETCカードであれば審査が緩いため、新規参入の個人事業主様でもETCカードを作れる可能性が非常に高いです。
そして、クレジット機能が付いていないため高速道路の料金支払い以外の決済で使用してしまうリスクを回避できますし、プライベートでの使用と業務での使用をしっかりと分けることができることから経費管理も楽に行えるようになって安心です。